20代で新築戸建てを買った。家の購入を失敗しないために。
第65回
今回は新築戸建てを買うにあたって事前に知っておきたいことをご紹介します。
家を買うというのは、人生のビッグイベントですよね!
家を買うこと自体に様々な論争がありますが、やっぱりマイホームはいいものです。
人生の大事な選択だからこそ慎重に。
ここではこれから家を購入しようとしている人に、私の体験を通して、知っておいた方が良いことを全てお伝えしたいと思います。
100平米ぐらいの家で、注文住宅を選んでもあまり意味がない
人生に一度の買い物だから、こだわって立てたい!という方も多いと思いますが、面積があまり大きくない土地で、注文住宅を建てたとて、カスタマイズできる範囲は限られています。
当然ですが、注文住宅は建売よりも割高です。
様々要望を言ったりする時間はあまり有意義と言えません。
要望したことが全て叶うわけではありませんし、結果的に建売と同じようなレイアウトに落ち着いてしまう場合が多いです。
こだわりすぎも要注意ということですね。
ウワモノ(土地以外)の部分に価値があるのは、建ってから5年程度
物件をいろいろ見ていくと、広くて大きい立派な作りの家が欲しくなってきます。
確かに使っている素材がいいと素人でも分かるぐらい違います。実にいい家だと感じます。
しかし、ウワモノの値段はすぐに下がります。
いい家を建てても、5年過ぎれば、価値はほとんどなくなります。
土地の価値は上がっているところを買った方が良い
土地の値段は下がっているところと上がっているところがあります。
家を将来的には売ってしまおうと思っている人は特に気をつけたいですね。
地価は簡単に調べることができます。
・地価マップ
https://www.chikamap.jp/chikamap-sp/TopPage/Index
災害マップも確認しよう
最近は特に意識されていますが、災害時、特に水系の災害はどこが浸水しやすいか事前に確認しておいた方が良いでしょう。合わせて地盤の状況も確認したいですね。地震対策です。
各自治体で公表されていると思います。
不動産屋さんに聞いても答えてくれるでしょう。
土地について調べることはとても大切です。
例えば、そこが昔、沼だったんだということがわかれば、一階は湿気が多かったり、そのせいでカビが生えやすかったり。
大事な確認観点です。戸建ては自分でメンテナンスしないといけませんからね。
買いたい家から移動してみる
買おうと思った家から、生活する上で利用するであろう施設まで実際に歩いてみたりして、距離感を実感しましょう。
- スーパー
- 駅
- 学校
- 保育園
- コンビニ
代表的なものは、これですよね。
不動産屋の情報と自分の実感はズレていることがほとんどです。特に毎日利用するような場所は何度か往復しても良いかもしれません。
例えば通勤する方なら駅までの往復を何度かやってみると良いです。
いい家を見ていると値段を抑えるために、
駅からは多少遠くてもいいか!と思ってくることがありますが、ちょっと待ってください。
本当にその道を毎日歩くことができますか?
あなたは元気な日も、疲れている日も、飲み会の日も毎日その道を通ることになります。
徒歩15分以上。
最初は見たことのない景色に興味を持って歩くことができると思います。しかし、1週間もすれば慣れてきて、単純に距離のみを感じることになります。その上で考えてください。
徒歩15分以上は結構長いです。
生活水準を変えるようなローンは組まない
今の生活水準を変えるようなローンは組まない方が良いです。例えば、毎月8万円の家賃を払っていた人が、毎月11万円のローンを払うのは結構辛いことです。差分をボーナス払いにしても、これまでできていた遊びやイベントが制限され、苦しむことになります。
もはやローンを支払うために生きているという感覚になります。一生に一度だからといって無理をすると一生苦しむことになります。
家の値段は結構下がる
家というのは結構値段が下がる商品の一つです。不動産屋が最初に設定する金額は、ぼろ儲けする金額です。買ってくれる人がいたらラッキー!という値段設定です。
最初の値段で買うと損をします。少し待ちましょう。建ってから1ヶ月以内だと必ず下がります。3500万円の物件があった場合、3000万円かそれ以下に下がります。
不動産屋にとって、物件が売れない期間が長ければ長いほど、家を維持するためのお金を支払うことになり、損をすることになるので、早く売ってしまいたいというのが本音です。
なので価格交渉には結構応じてくれます。
物件情報は毎日見るべし
忙しいかもしれませんが、毎日物件情報を確認した方が良いです。前は高かったのに、いつのまにか値段が下がってる!なんてことはよくあります。そして値段が下がった瞬間に契約が成立してしまいます。
同じ条件で探すと毎回同じような物件が出てきて飽きてきますが、我慢強くチェックし続けた人が得をします。
可能なら不動産屋ではなくメーカーに連絡を
不動産屋は仲介業者ですので、彼らを通すとマージンが発生してしまいます。不動産屋のサイトを見て見つけた物件でも、メーカーがわかれば、そこに電話して、買いたい旨を伝えましょう。
不動産屋を通してくれと言われることが多いですが、そこはメーカーと不動産屋で交渉して、不動産屋のマージン分をメーカーが負担してくれることがあります。
私もこれで100万円ほど下がりました。
家を探していて何千万という金額を見慣れてくると、100万円かぁと思ってしまう人がいますが、100万円は高額です。感覚が麻痺しないように注意しましょう。
オプションは最低限に
家の購入が決まると、照明などのオプションどうします?みたいな話になりますが、必要最低限にしましょう。
照明のセットで15万円です!全部頼んだ方が楽ですよ!とか言われますが、ホームセンターで買えば、5万円以内で収まることがほとんどです。
何度も言いますが、金銭感覚が麻痺しないように注意しましょう。
いかがでしたか?
あなたのマイホーム購入に、少しでもお役に立てたら幸いです。
結婚してから分かった結婚のメリット。そこから考える男の人生設計。
第7回
私は2014年に結婚し、今結婚生活6年目に突入しようとしています。
時が流れるのは早いですねぇ。
私が結婚したのは26歳の時。
それまでの私は、まだまだやりたいこともあって、結婚なんて考えられない!と思っていました。
独身時代に思い浮かべた結婚のデメリット
当時の私はこんな考えでした。
- 結婚すると他人と住むということだから、それなりにストレスがたまる
- 自分の時間が大幅に減少
- 小遣い制となり、自由に使えるお金はなくなる
- 新しい人生の選択、例えば転職や海外に行きたいなど思いついた時に、いろんな人に相談しなければ動けない
特に私の中で大きかったのは、4つ目のデメリットで、仕事をガラッと変えてフリーランスで生きていくということも視野に考えていたので、結婚すると安定収入が必要となり、絶対にやりたいことなどできないと思っていました。
なので、当時付き合っていた彼女には、何かにつけて結婚をもう少し後にしようと時期を調整していました。
しかし、子供産むのに最適な年齢や、彼女なりのかっちりとした人生設計を聞かされ、少しずつ結婚の時期は前倒しとなり、2014年に結婚することとなったのです。。。まぁ簡単に言えば、彼女が強かったということです。笑
そして、その時、私もあることに気づきました。
俺のやりたいことってなんだ?
本当にできるのか?
自分の中でなんとなくやりたいことがあったものの時期も明確でなく、本当に何がしたいのかを具体化できていないことに気づいたのです。
よくよく考えてみれば、結婚してできなくなることなど物理的に何一つないということに気づきました。
逆に言えば、
結婚して諦めるようなことであれば、最初からやらない方がいい
と思ったんです。
こうして私自身にも心境の変化が起き、2014年に結婚しました。パチパチパチ
結婚してからデメリットはどう変わったか。結婚するメリット。
結婚してから、独身時代に考えていたデメリットは実際にどうだったのか。
- 結婚すると他人と住むということだから、それなりにストレスがたまる
→これに関しては実は逆のことが起きたんですね。というのは、むしろ普段のストレスがなくなりました。
独身時代は、会社から帰っても、もちろん一人で、帰ってからも会社のことを考え続けていました。慣れない仕事つらい。あいつなんなの?
とか、会社と家の境目がなくなり、ずっと会社にいるような気分でした。
それを無理やり断ち切るかのごとく、毎日酒を飲んで、金曜になると、ワインを大量に飲み、気がついたら寝て、土曜を棒に振り、日曜は何にもする気が起きないという状況でした。
しかし結婚すると、
まず家と会社の切り替えが自動的に行われるようになりました。自動的に会社のことを考える脳がストップして、家モードに切り替わるようになりました。
そうなることで、酒もほとんど飲むことがなくなり、晩御飯もしっかり食べて体調がすこぶる良くなりました。
土日の使い方も上手になって、2日間で十分疲れが取れるようになりました。
→つまりは、
結婚するとストレスが増えるどころか、むしろ普段のストレスを解消しやすくなった。
ということができると思います。
続いてのデメリットは、
- 自分の時間が大幅に減少
ということですが、実際に自分一人で過ごす時間は減りました。
独身時代の私は、一人でカフェや本屋に行って考え事をしたりするのが大好きな人間で、好きな本をカフェやファミレスで心ゆくまで読むというのが私にとっての唯一の癒しだと思っていました。
結婚することによって、その時間がなくなることを何よりも恐れていました。
しかし結婚して最初の方は、その時間がないことが、少し苦痛でしたが、そんなものは数ヶ月でどうでも良くなったのです。
一人で過ごす時間がない代わりに、家族と過ごす充実した時間が増えました。
多分私は時間を持て余していたんだと思います。一人で癒される時間だと思っていたのは、実は単なる暇つぶし程度の意味合いしかなかったのだと気付かされました。
→つまり、
自分の時間が大幅に減少するというデメリットは、家族と過ごす充実した時間に割り当てられとても有意義な時間になった
ということです。
次のデメリットは、
- 小遣い制となり、自由に使えるお金はなくなる
ということですが、これは夫婦共働きであったため互いのお財布には口出ししないという風になったので、このデメリットは起きませんでした。もともとお金をそんなに使わない人間だったので、その辺は特に意識しなくても特に問題はありませんでした。
むしろ私が結婚を延期するために頭で作り出した幻想のデメリットだったようです。
実際話し合いでなんとかなる問題です。
最後のデメリットですが、
- 新しい人生の選択、例えば転職や海外に行きたいなど思いついた時に、いろんな人に相談しなければ動けない
ということに対して、実際はどうだったのかというと、むしろ新しい選択をすることができるようになったというのが結論です。
実際私は結婚して子供ができたことによって、育児休暇も取得することができましたし、
システムエンジニアとしてのスキルアップの時間を大幅に増やすことができました。
また妻と普段話すことで、私の単に
何か新しいものを作りたいという夢が、
妻の世界に貢献したいという夢と合わさって、
より大きな目標を描くことができるようになりました。
収入もダブル収入となり、仮に私が職を失ったとしたもの、何とかなるという状況になりました。
振り返ってみると独身時代に思い描いていたデメリットは想像でしかなく具現化しなかった
結果、全てのデメリットは、メリットになり、今とても幸せに暮らしています。
家族大好き人間になりました笑
ここで書いたのは、あくまでも私の経験であって、人それぞれ結婚する人も状況も違うと思いますが、結婚というのはデメリットばかりではないということを申し上げておきたいと思います。
やりたいことがあって結婚する気に到達なれないというかた、私のブログを読んで少し視点を考えてみるのも良いと思います。