育児休暇で何をする?私の育児休暇は超多忙だった。
第5回
こんばんは。育児休暇期間いったい何してたの?と言われることが多いので、育児期間中の私の生活を赤裸々に書きたいと思います。
そもそも育児休暇を取るまでの経緯
わたしが育児休暇を取ったのは、
2017年3月から2018年3月まで。
超超多忙な日々を送っていた私はとても疲れていました。
そんな時、上司に、
「もうすぐ子供が生まれるんです。」
という話をしたところ、
「育休取っちゃいなよ」ということで、
幸運にも、育児休暇を取ることができたのでした。私の会社は比較的大きめの会社なので、人がいなくて困るということが起こらないというのも、育児休暇を取得できた一つの要因だと思います。
育児休暇で何してたの?
この質問を投げかけるのは大体が男です。
そうです。男は子育ての大変さを分かっていないのです。育児休暇で何をするかって?
育児に決まってるじゃないですか!
言っときますけど、育児だけで1日終わりますよ。
世の中のママたちが、旦那も帰ってこない中、いったいどうやって子育てをしているのかとても不思議でした。
よく乳幼児を殺した親の話がニュースになりますが、育児休暇を経て、他人事ではないことをつくづく痛感しました。
だって一日中泣いてるんですよ?
昼夜問わず。
抱っこしても、ミルクもあげても、何をしても泣き止まないことがあるんです。
それはお前が男だからだ!というかも知れませんが、そんなことはありません。
ママたちだって最初はみんなと同じです。
私は育児休暇取得当初、システムエンジニアとして、バンバンシステム作るぞー!と意気込んでいたのですが、結果作業していたのは、
大体深夜から朝方にかけて。
対人ストレスはほとんどありませんでしたが、労働時間で言うと、会社にいる時より、働いていたと思います。
結果的には、システムを3つほど作り、私のスキル向上にとっても大きな飛躍期間となったのですが、それは私が死に物狂いでやったからです。自分で言うのもなんですが、プログラムを書くことなら、いつまでたっても飽きません。
逆に言うなら、中途半端な挑戦ごとは、決して実行できません。だって育児だけで十分忙しいんです。
情熱を持ってやりたいことがある人は、自身の成長と家族との時間を過ごす最高の時間に。特にやりたいことがない人は、単に育児に忙殺される日々に。
上でも書いたように、プログラムを書くスキルはそんなに高くないですが、書くこと自体は何時間でもできてしまう人間なんです。だからこそ、超多忙な育児の中でシステム開発も同時にできました。
普段の仕事はシステムエンジニアなのですが、入社してからほとんどマネジメントの仕事しかしてこなかったのですが、ここでやっと作るという経験をすることができ、育児休暇明けは、驚くほど仕事が分かるようになったし、できるようになったと感じました。
実際仕事復帰後、
「休職明けとは思えない働き方だ」
と言われました。
暇だから、何かに挑戦しようというぐらいの決意では、結局実行できない自分に苛立ち、家族にまで苛立ち、何もなし得ず終わります。休んで、仕事を忘れるだけです。
いや、まぁそれでいいんですよ。何にもしない人を否定してるのではないんです。だって、育児休暇だから、育児をすることが目的で休んでいるんですから。
育児休暇は、人生で一度の千載一遇のチャンスと心得るべし。
ただ、育児休暇という時間は二度来ません。そう思った方がいいです。
時間の裁量も一切自分次第で、しかも給付金が手取りと変わらないレベルで保障される。
単なる休職ではないんです。
こんな保障された期間は後にも先にもないんですよ。
だからこそ最大限に利用すべきです。
育児休暇を検討中のあなた、
育児をするのは当たり前。でも、その中で、自分らしい今しかできない取り組みを考えてみてください。
そして、相当の覚悟を持って、それに挑んでください。
育児は暇ではありません。それだけで超多忙です。
ですが、半端ない情熱と実行があれば、
この期間にあなたの人生はとても豊かになりますよ^_^
若干上から目線でお送りましたが、最高の時をあなたに届けたいが故にです。