妻との関係を改善する方法。ヒントは日々のこまめな配慮。
第44回
今回は冷え切ってしまった夫婦関係を改善するためのいくつかの提案を書きたいと思います。
まずなぜ関係が悪くなったのかを考える
あなたに思い当たる節がない場合、
例えば浮気などをした覚えもないし、これまで通りなのに、なぜ?と思う場合は、
そんなことで?ということが、関係が崩れた原因になります。
つまり、その「そんなことで?」という思いがすでにずれてしまっていることを示しているのです。
女性によって嫌な夫の態度の代表例を見ていきましょう
夫の嫌な態度
- 帰りがいつも遅く、その割には飲み会の回数が多い
- 休みの日も子供の面倒を見てくれない
- 子供が少しでもぐずると投げ出す
- 仕事の愚痴しか言わず、夫婦関係のことを気にしてくれているそぶりがない
- いつも不機嫌
- お金の使い方が荒い
- やたら友達を連れてくる
- 一切家事をしない。自分の分ぐらい洗えよ
そんな小さな事でと
思ったあなた危険です
上に書いたことは、仕事で疲れていたら、別にいいじゃないかと思うかもしれませんが、その思い込みがとても危険なのです。
一度の大きな過ちより、この日々の小さな負の積み重ねは、蓄積するのにも時間がかかりますが、挽回するのにも時間がかかります。
それが一定ラインを超えた時、
「この人とは合わない。生活したくない。」という思いに変わります。
一度の大きな過ちは、それを修正すればいい話ですが、降り積もったストレスは、明確な理由が分かりづらく、ストレスを排除しにくいのです。
挽回方法はコツコツやるしかない
よし!名誉挽回!いいレストラン連れて行ってやるか!なんて思ったあなた、間違いです。
あなたに求めているのは、よいレストランに連れて行ってくれる事ではありません。
一時的に喜んでくれることはあるかもしれませんが、日常に戻った時の振り幅が大きく、逆効果になることすらあるのです。
あなたの奥さんはもうキャピキャピ彼女ではありません。
共に生活を送るパートナーとなったのです。
派手なお返しの効果はありません。夫婦関係を改善するためには。
じゃあ何をすればいいの?
先ほど書いた日常的な負の要素と逆のことをします。
- 忙しくても、早く帰る日を作る。急な飲み会は入れない。
- 休みの日は小一時間でも子供の相手をする
- 子供がぐずっても、あなたが何とかする。子供がぐずるのはあなたがこれまで見てこなかった代償です。
- 仕事の愚痴もほどほどに。子供の様子や、奥さんの体調を気遣う会話をする
- 作り笑顔でもいい。あなたの笑顔を奥さんに見せてあげてください。
- お金の使い方を見直す。あなたは一人暮らしではありません。
- 家は家族と過ごす場ですから、やたらと友達を連れてこないこと。あなたの気心知れた友人でも、妻にとっては知らない人です。気を使います。
- 家事を手伝う。最初は自分の使った食器ぐらいは洗うことを心がける。
まとめ
いかがでしたか?すでに関係が冷え切ってしまっている方は、挽回が難しいかもしれませんが、ヒントは、一発逆転ではなく、日々の些細な積み重ねです。
女性は男性より繊細です。あなたの小さな変化にいつかきっと気づいてくれる事でしょう。