千葉パパのTHINK THE LIFESTYLE

千葉県でパパをしていいます。独立画策中。

スラムダンクの桜木花道から学ぶ成長し続ける人間の特徴

第70回

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今回はあのバスケット漫画の金字塔スラムダンク桜木花道より、成長し続ける人間の特徴を書いていきたいと思います。

 

スラムダンクのストーリー

知らない人のために、少しだけ説明。

 

不良だった桜木花道は、高校でバスケットと出会い、素人ではあるが、並外れた身体能力を武器にものすごい勢いで成長。

仲間たちと切磋琢磨し、弱小チームは、少しずつ強くなり、最終的には、全国大会に出場を決め、日本一とも言われる高校に勝利するという話です。

 

癖のある登場人物との掛け合いや、花道が成長していく姿にワクワクし、感動する名作です!

 

こんな風に書くとかなり味気ないですが、まぁこんな感じ。

 

なんといってもこの作品が処女作である井上雄彦先生の才能に驚きます。

 

最後の試合は、ほとんど吹き出しがなく圧倒的な画力で読者を引き込みますよね。

 

さてここからは、花道の姿を通して、成長する人間の特徴を書いていきます。

 

優れた指導者、仲間たちとの出会い

やはり一から何かを始める時に、指導者の存在はとても重要です。

花道の通う湘北高校には、安西先生という優れた指導者がいました。日本でも名の知れた指導者です。また、指導者ではありませんが、チームを束ねるキャプテンのゴリが、高校生とは思えない精神の成熟度で、花道を指導します。

この二人がいたことで、花道は自分が進むべき道を迷うことなく進むことができたと言えます。

 

なんでもそうですが、何かを成し遂げるためには、歩んでいく道のりがとても重要ですね。

 

しかし、それを自分で見つけることは至難の技。努力が間違った方向に行かないためにも、指導者が正しい道を示してくれることはとても重要です。

 

優れた指導者にも共通点があると思いますが、

それはまた、別の記事で書きたいと思います。

 

とにかく基本をマスターする

どんなものにも、必ず基本動作というものが存在します。そして、その習得がおろそかになると上達は見込めません。

基本的な動作を無意識に行えるようになって初めて、応用が効き、実戦で使えるものとなるのです。

花道も例外ではありません。とにかく、スラムダンクの中で、花道は基礎しかやりません。

基礎練習のみです。

派手なプレーを好む花道ですが、安西先生とその他のメンバーも花道には基礎のみを教え込みます。

 

なぜ基礎が大事かというのは、上でざっと述べた通りですが、さらに深掘りすると、失敗においても成功においてもマグレをなくすためです。

 

自分で納得し、理解した結果でなければ、二度と同じ動作はできませんし、分析もできません。失敗と成功の理由を分析し、次につなげるためには、基本的な動作を毎回違うことなく実行できるということが、とても大切なことになります。

 

反復練習を続けるメンタル

基本動作をマスターするには、反復を繰り返すことがとても重要です。基本動作をマスターするとは、無意識で基本的な動作を行えるということです。

 

意識的な練習を繰り返すと、次第に無意識で行えるようになります。

 

普段の動作で考えると分かりやすいです、

 

あなたはいつもお風呂でシャワーをどちらの手で持っているか覚えていますか?

 

覚えていないと思います。

 

自分のネクタイの結び方をネクタイがない状態で人に教えることができますか?

 

意外と難しいのではないでしょうか?

 

これは、あなたが普段の生活の反復の中で、自然に無意識に行うようになった動作だからです。

 

無意識で行えるようになった動作に失敗はほとんどありません。

 

基本動作を無意識で行えるようになるための反復練習に耐えられるかどうかが、上達への大きなキーとなってきます。

 

花道も皆が練習に行っている間、一人個別に2万本のシュート練習を命じられます。

 

華々しい成果には、必ず陰の反復練習があるのです。

 

上手い人を常に観察する

周りに上手い人がいるというのが、とても大切になってきますが、上手い人を常に観察すると、上手い人の共通点をつかむことができます。また成功の良いイメージがつきます。

 

その人と同じ動きをしても、身体の大きさも元々のポテンシャルも、性格も全て違うわけですから、うまくいきませんが、共通点は常にあるはずです。

 

一度見るぐらいではなかなか掴めませんが、繰り返し繰り返し見ることで、感覚的にも共通点を理解していくことができるのです。

 

花道もライバル視していたスーパールーキー流川の動きを観察するようになります。(実際は天地雲泥の差がある)

 

上手くなりたいという強い気持ちが、彼を謙虚にし、観察という練習を自身に促したのです。

 

目的が明確

目的が曖昧なままでは、やがて成長が止まります。成長するとは、現状維持を求める人間本来の動きに逆らった働きです。

それに逆行するには、自分を新しいステージに高める目的が必要です。

 

どうしてもそれを成し遂げたいという強い意志も生み出されます。

 

桜木花道も最初はモテたいという強い意志が彼をバスケットに向かわせました。笑

作品の後半では、チームを全国に導き優勝するという目的があります。

 

目的はなんでも良いのです。それが自分の心の叫びであるということがとても大切です。

 

目的を明確にすることは、簡単なように見えて、なかなかできない作業です。

 

人は知らず知らずのうちに自分の目的を決められてしまっていることが多いのです。根源的には全く目的としていないことでも、環境や周りの人の刷り込みによって、自分もそうしたいと勘違いしてしまいます。

 

自分の本当の目的というのをはっきりさせる良い方法は、今から誰にも何も命じられないと仮定した場合に、自分は何がしたいのかということを考えることです。

しかもいつまでたっても、止められるまでは、いつまでもやってしまうことを目的や、やりたいことに設定すべきです。

 

 

さいごに

名作マンガというのは、常に学びがありますよね。皆さんもこの漫画はいい!というものがあれば、ぜひ教えていただければと思います。

 

過去にワンピースの記事も書きました↓

 

kogahideyuki.hatenablog.jp

 

 

さぁ仕事仕事。