新しい人生を歩む。プラスを取り入れ、マイナスを排除するマインドセット
第69回
今回はこれまでの人生の負の傾向から脱却し、新しい人生を歩んで行くためのマインドセットをご紹介します。
なぜ「あの人」はいつもうまくいくのか?
あなたの周りにも必ず一人はいる「常に何事もうまくいく人」。
同じことをやっているはずなのに、彼らはいつも成功し、自分は満足いく結果が出ないのか。
とても不思議に思ったことはないでしょうか?
結果から言えば、それは偶然ではなく、しっかりと裏付けされた理由があります。
彼らにも実は人知れぬ失敗がありますが、それは表向きには見えません。
彼らは勝負所をわかっていて、ここぞという時に力を発揮するからこそ、いつもうまくいっているように見えるのです。
彼らは人生のコツを、知ってか知らずか身につけているのです。
あなたも彼らと同じように人生のコツを掴み人生の良き分岐点を作り出すことができるのです。
下を見ない
これは言葉では簡単に言えることですが、とても重要な観点です。
あなたはどちらを意識する人間でしょうか?
「彼らににたどり着くにはどうしたら良いのか?」
それとも、
「いつ彼らに追いつかれてしまうのか?」
あなたがもし後者の思考に陥っている場合、決してあなたの人生は好転せず、むしろ後退してしまいます。
どんなに自分の結果が思わしくなくても、下からやってくる人間を意識してはいけません。
それはすなわち、無意識に現状に満足していることを示しているのです。
現状に満足してしまった人間は、いつまでたっても新しい結果を手に入れることができません。
常に自分の上にいる人間を意識しましょう。
人の考えにも、必ず自分の思考を挟み、鵜呑みにしない
人生の成功者と言える人たちの成功のメソッドは、あらゆるところに散らばっています。
しかし、それは彼らの成功方法であってあなたの成功方法ではありません。
どんなに正しいと思う方法であっても、必ずあなたなりのカスタマイズを加えましょう。
人と同じやり方では、途中までうまくいくことはあっても、あなたを満足させる高みには、連れて行ってくれないでしょう。
方法が正しい正しくないよりも、あなたがしっかりと納得して進むということが何より大事です。そこから失敗と成功を学び、あなたはあなただけの成功方法を獲得するのです。
失敗には必ず原因があり、自分らしさが足りなかったと捉える。
失敗が続くと、自分の失敗する傾向を肯定してしまう人がいますが、これが一番良くありません。
「失敗の傾向を肯定する」とは、失敗した時に、「結局いつも自分はこうなってしまう」と思うことです。この思考が染み付いてしまうと、理由を深掘りすることがなくなり、いつまでたっても同じところで、同じ失敗をし、いつもと同じ成果を収めることになります。
失敗は失敗とし、原因を深掘りした後、「いつもの自分に戻る」という意識を持つことが大切です。
ここで言う「いつもの自分」とは、「何事も最後は必ずうまくいく」という自分です。
これまでの人生がどうだったかなど、どうでも良いのです。
あなたは、「いつも最後には勝つ人間」なのです。
成功した時は、「当然うまくいった」と捉える
逆に成功した時は、「自分はいつも通りうまくいった」と捉えることが重要です。ここで、いつもうまくいかないのに、今回はたまたまうまくいったと捉える人がいますが、これはとっても勿体無いことです。
あなたは「成功するべくして、成功した」のです。
自分自身の心の中でも謙虚になる必要は全くありません。誰もあなたの心の声など聞こえないのですから。
人の成功は共に喜ぶ
例えば、同じ競技をやっているライバルが、良い結果を残した時、あなたの心の中はどうなっているでしょうか。
ここで、「なぜあいつだけうまくいくんだ」と捉えることは、あなたの心のエネルギーを下向きにすることになります。このことで、その成功したライバルと、自分の差を知らず知らずのうちに認めてしまうことになり、自己肯定感が下がります。
最初は難しいかもしれません。ただ自分をうまく騙しながら、その成功を共に喜ぶことを意識しましょう。そうすれば、あなた自身の成功も他の人が喜んでくれることにつながり、自身の成功の確率が高まります。
決してヤキモチを焼くなどしてはいけません。
ヤキモチは、あなたをマイナスの方向へと誘うだけです。
さいごに
これらの取り組みを日々意識的に行うことによって、あなたの心と生活から次第にマイナスの要素が消え、プラスに働く要素が強くなります。
人生をプラスに変える系のブログはいくつか書いていますね
ポイントは、
自分自身に湧き上がるマイナスな要素を排除し、外からマイナスの要素を取り入れない。
逆に、
プラスの要素を自分自身から逃さず、
周りのプラス要素をうまく取り入れることです。
ここからあなたの逆転劇が始まるのです。