政治家に問題が多い理由を考えてみた
第72回
今回は趣向を変えて、政治家はなぜあんなに問題が多いのかという疑問について書きたいと思います。
そもそも政治家に問題が多いのは本当か?
まずは、政治家に問題が多い気がするのは、マスコミのせいじゃないかという
観点です。
そもそも政治家の人数とは何人いるのでしょうか?
すでに調べた人がいるようで、こちらの記事に載っていました。
http:// http://youth-create.jp/senkyo-column/%E8%AD%B0%E5%93%A1%E3%81%AE%E4%BA%BA%E6%95%B0/
だいたい3万3千人だそうです。
そして、少なく見積もっても、30人は何らかの罪を犯しています。
ということで、政治家の犯罪者割合は、約0.1%ですね。
1000人に一人が犯罪者になります。
次に一般の指標を見てみましょう。
これは政治家の人数も含まれていますが、母数が多いので、比較しても問題ないでしょう。
人口は1億2千万ですね
犯罪者数はありませんでしたが、検挙人員は出ていました。
https://www.npa.go.jp/bureau/criminal/soubun/teiseiH29.pdf
約48万人です。
ということで一般人の犯罪者の割合は、約0.4%です。
厳密にやれば、もう少し正確な数字が出ると思いますが、
政治家の犯罪者の割合は、一般人よりも少ないということができますね。
マスコミで取り上げられているイメージよりは若干少ない割合だったのではないでしょうか。
しかし選ばれた人間ですから、0.3%しか変わらないというのも悲しい話です。
政治家になる人はどんな人か
政治家になる人は、大きく分けて3つのタイプがあります。
どの種類であっても、素晴らしい人と、くそな人がいますね。
これによって、問題の分析をするのは難しそうです。
個人的には、知名度だけで議員になれてしまうのは、どうかと思います。
また親が政治家だったという理由だけで、地盤を引き継ぐためになるのもよくわからない理由です。
実力があり、清廉潔白の人がなるべきですよね。
政治家に共通するスキル
政治家に必要なスキルは様々あると思いますが、専門性というのは、それほど問われていない気がします。専門性が高い人でも、すべての問題に精通しているという人はいませんよね。そもそもタレントがなれるわけですから、専門性はいりません。
日々国民の意見をヒアリングするスキルも必要なさそうです。だってほとんど、
国会にいるわけですからね。政治家に意見を聞かれたことがある人はどれほどいるのでしょうか。
ほぼいないと思います。一般人とはかけ離れた存在となっています。
やっぱりこれです。得票スキル。
いかに票を獲得することができるかがすべてですね。
この1点だけが、政治家に共通しているスキルということができそうです。
得票スキルはどのように得られるのか
得票スキルとは、3つの能力から成り立っています。
- 見た目の良さ、知名度
- 国民を納得させる弁舌
- 政治家としての実績
しかし、悲しきかな一人一人の議員の実績というのは、見えにくいものです。
そして現実に、党の方針に従って、賛成か反対かを言っているだけの人もいます。
実績は0でも構わないんです。
ということは、上記の二つが政治家として大切な能力ですね。
見た目がよくて知名度があり、弁舌がうまければ、政治家になれるということです。
まぁあとコネとかもありますけど、それはみんな持っているのでしょう。
政治家になるスキルはサイコパスの特徴と酷似
見た目がよく、弁舌がうまくて生きていけるのは、政治家と
サイコパスのみです。特に詐欺師系サイコパスと酷似しています。
ほかにそれだけで成立する職業はありません。たぶん。
選挙期間に自分の名前と写真のついたポスターを大量に貼り付け、自分の名前を何度も何度も連呼する。
これは普通の精神状態の人ではなかなかできません。
中には素晴らしい政治家もしますが、このスキル、メンタルは、共通していますね。
これが日本の政治家の実情
政治家というのはサイコパスの特徴を有している人がいる可能性がとても高い職業であることが分かりました。そして、その原因を作ってしまっているのは、まぎれもなく国民です。
しかし、国民一人一人に政治に関心を持って、それぞれの実績を事細かに調べろというのは、あまり現実的ではありません。
やはりメディアの責任が重いです。
すこし、話がずれてしまいました。
みなさんも政治家に関して、思うところがあれば、ご意見お待ちしています。