【インフルセンサー】たちの言っていることは結局8つに収まる
第89回
今回は、有名なインフルエンサーたちが、特に夢追い人に普段から口々にいっていることをまとめていきたいと思います。
インフルエンサーとは
インフルエンサーとは言い換えれば「影響力のある人」ってことですね。
influence(影響する) + er(人)でインフルエンサーですね。
業界ごとにインフルエンサーは違うと思いますが、
会社や組織の中ではなく、「世の中に影響力がある人」を指す場合がほとんどです。
まぁ企業の社長ともなれば、多少インフルエンサーと呼べるのかもしませんが、
たとえば、「三角食品の社長がこんなこと言ってたよ」と言われても、
「三角食品」って何?となってしまうと、その社長はインフルエンサーと呼ぶことはできないと思います。
あくまでも、その人個人のネームバリューがあるということが、インフルエンサーの条件かなと思います。
有名ブロガーやツイッターのフォロワーが多い人などもインフルエンサーということができるのではないでしょうか。
芸能人も、ある意味でインフルエンサーでしょうね。
インフルエンサーが口々に言っていること
ここからは、実業家系インフルエンサーが、共通して普段から言っていることをまとめていきたいと思います。
インフルエンサーって言葉にどれぐらいの人が反応するのか、若干不安ですが、
個人的に整理しておくという意味でも書きます。
その①「どうやったら儲かるの?」という質問をする人に成功の道はない
実業家系のインフルエンサー(以下インフルエンサー)は、文字通り影響力のある人なので、たびたびセミナーを開いたり、講演活動を行っています。
テレビの露出もありますよね。
そういう機会に夢追い人たちから、よく質問をされています。
そういう場で「どうやったら儲かるの?」と聞く人がめちゃくちゃいるんですが、
彼らいつも「そんなこと聞いているぐらいじゃ成功しない」っていう回答ですね。
まぁそうだろうなと思います。
結局そんなことを質問しちゃう人は、何も行動が起こせないんですよね。
インターネットが発達する前は、情報が少なくて、人に聞くしかないってことが多かったと思うんですが、今はいたるところに情報が落ちている。
その気になれば、一週間で何らかの分野において専門家になれちゃう。
そんな時代です。
だからこそ、どうやったら儲かるんですか?を聞いている人は、イコール、
「調べることすらしていない人」ってことになります。
それじゃ成功するわけないですよね。
まずは自分でとことんまで調べましょう。
そうすれば自ずと「どうやったら儲かるんですか?」なんていわないと思います。
その②どうやったら儲かるんですか?の答えはとてもシンプル
ちなみにですが、「どうやったら儲かるんですか?」に対しての答えは、とてもシンプルです。
- 何らかの問題を解決すること
- 新しいものを作り上げること
大きくはこの2点です。林修さんも言ってました。
林さんは「儲かる」という観点ではなく「成功」という観点で言ってました。
これに、さらに「お金を払っても」という言葉を足せば、
「どうすれば儲かる?」かという質問の答えになります。
- お金を払っても、解決してほしい問題を解決する
- お金を払っても、ほしくなる新しいものを作る
いわれてみれば、当たり前ですが、お金を儲ける方法はこの二つしかありません。お金は「価値」の代名詞です。
サラリーマンは、1番に該当すると思います。
企業で働くということは、基本的には「人手がたりない」という問題に対して、
「じゃあ手伝いましょうか」というのが根本だからです。
ブロガーさんも、1番でしょうね。
世の中に潜在する無数の問題に対して、回答を出してアクセスを稼いでいます。
まぁ本当に日記的に描いている人もいるので、全員が全員1番に該当するわけではないでしょうが。
新しい情報を発信しているという意味では、2番も該当するかも。
システムエンジニアとかは、1と2の両方でしょう。
新しいものを作って、既存の問題「業務の効率が悪い」ってことを解決するわけです。
ここに該当しない職業はありません。
お笑い芸人さんも、その両方。新しいものを生み出して、「笑顔がない人」に笑いを提供する。
その③「楽して儲かること」なんて何一つない
インフルエンサーに付きまとうイメージで、彼らはとくに努力せずに成功しているというイメージがあるみたいですが、決してそんなことはありません。
「楽して儲かる」なんて一ミリたりとも思っていないわけです。
ただその風貌や話し方から「なんか全然苦労していない感じがする」っていうだけ。
彼らは、努力という言葉を嫌う傾向がありますが、一般人の何倍も働いています。
ただそれが彼らにとって「努力」にあたらないだけ。
好きなことを無我夢中でやっているんです。だからこそ、ものすごい仕事量をこなしていても、「努力」っていう言葉を彼らは使わないんです。
一般人と、インフルエンサーとの差はここかなと思うんですよ。
つまりは、努力の定義が違う。
「好きなことを無我夢中でやっているんだから、努力なんてしていないよ」
ってことです。
でもやっている仕事量は半端ないです。ここを間違えたらいけませんね。
最近ホリエモンもこの認識の差を理解したのか、
「死ぬほど努力しろ」って言ってますよね。
「死ぬほど努力しろ」ってのは「仕事量はこなさないと儲かるわけない」ってことです。
過労死するほど働けってことじゃないですよ。笑
あと、個人的にテスラモーター社のイーロン・マスクさんが好きなんですが、
(別にテスラが好きなのではなく、彼の雰囲気)
彼もこのように言っています。
「世の中に、優れた商品ももたないのに、稼ごうとしている人がいることに驚きをかくせない」
だいたいこういう意味のことだったと思います。
つまりはいかなる実業であっても、「楽して儲かる」はあり得ないってことですね。
その④これからは個人の時代
これも、さまざまなインフルエンサーが口々にいっていることの代表的なことです。
つまりは、
「人海戦術をせずとも、大きな仕事ができる世の中になってきた」
ってことです。
まぎれもなくIT進化の賜物です。
もう場所に縛られることもなくなってきました。
代表的な例で言うと、集客に要していた人手というものは、ほとんどいらなくなりましたよね。
どちらかというと、企業のWEBサイトをどれだけ露出するかのほうが大事です。
つまりは、企業に一人SEO担当がいれば済むということですよね。
ITの進化によって、元手無しで、ビジネスを始めることができますし、
一人で完結しないことはないと言っても過言ではありません。
こういう時代になると、逆に組織で動くことは不利になってきます。
情報伝達のタイミングで、認識齟齬が起きたり、
イメージを合わせるのに何か月も要したり、
人の数だけタイムラグが発生します。
中間成果物みたいなものも大量に発生しますよね。
やがて、企業という形はなくなっていくだろうということです。
公共の作業スペースがあり、そこで情報交換をしたり、一時的にチームを作ったり、
恒久的に存在する組織というのは、存在しなくなるでしょう。
組織を形成すると「働かない人」がどうしても、発生してしまいます。
「働きアリ法則」ですよね。
働きアリの法則とは
ちなみにですが、働きアリの法則とは、働かない人をどれだけ排除しても、次なる働かない人が生まれるという法則です。
働く人だけにして、組織のパフォーマンスを100%にするというのは無理なことなんです。
その⑤情報商材を使って儲かった話を聞いたことがない
情報商材ってネットをよく使う人なら知っていると思うんですが、
例えば、「何かの商売を絶対にうまくいく方法を伝授します」とかいう話があるわけです。
情報と引き換えに「100万円」いただきますってことですよね。
でも、この商売をすれば、毎月からなず10万円儲かるので、一年で回収できますってパターンが多いです。
もはや詐欺すれすれですが、実際に情報商材を販売する人は、その方法で成功したので、嘘ではないわけです。
さすがにでっち上げの情報を販売したら、詐欺ですが、それには当たらないのが現実でしょう。
ここで言いたいのは、
「情報商材を販売して利益を得た人」はいるが、「買った情報商材を利用して儲けた人」はいない
ってことです。
これも冷静になって考えれば、わかることですが、
「情報商材を販売する人」と「情報商材を買う人」には大きな違いがあるわけです、
人格も違うし、そもそも立場が違う。
前者は、「自分で生み出すことができる人」で、後者は「楽して儲けたい人」です。
天地雲泥の差があります。
情報商材で儲ける方法が完璧に書かれてあったとしても、その意図を100%くんで、実践できる人は皆無に等しいということです。
だから「情報商材で儲かった話を聞いたことがない」ってことになります。
その⑥「頭のいい人」より、「行動する人」がやがて成功する
「頭のいい人かつ行動する人」はやがて成功するでしょう。
しかし「頭のいい”だけ”の人」の成功の確率がきわめて低いってことです。
頭がいいので、事前にあらゆることを想定して、成功のビジネスパターンをいくつも思いつくでしょう。
しかし、それはやってみなければわからない。
実践して初めて、成功と失敗を判断することができる。
設計書だけでは商売にならないわけです。いくら設計書がとても詳しく、丁寧に書かれてあったとしても、商品がないのでは、単なる紙切れです。
それに比べて「行動する人」というのは、
毎回自分の考えが正しいのか検証できるわけです。
思わぬ落とし穴に気づくこともあるでしょう。
失敗することもあるでしょう。しかし、それを重ねるごとに、失敗パターンが分かってきたり、成功パターンが分かってきたり、頭の中で考えているだけの人よりも、はるかに有益な情報を得るわけです。
ブログでもそうですが、「実際にやってみた」人の方が価値が高いわけです。
しかも先ほども言ったように、元手がいらない時代です。
失敗が人生を転落させるきっかけとはならないわけです。
ですから、
「トライアンドエラー!考えるよりも行動!」
の人が成功をつかむ確率が高いということになります。
その⑦自分のやることに常に確信がある
これはインフルエンサーの共通した特徴ですが、
彼らは自分の考えや行動に絶対的な自信があります。
勘違いしないでほしいのは、それが「正しい」か「正しくない」かは関係がないということです。
自分のやることに確信があるというのは、
「考えきっている」「論理的に成立している」ことが前提条件です。
彼らは、自分の考えを常にブラッシュアップし、考えが洗練されています。
あらゆるパターンを網羅的に考え、無駄なことを排除しています。
それが、人々を「動機づけ」「納得」させることにつながります。
またインフルエンサーは前述した「行動する人」でもあるため、
彼らの考えたことというのは、限りなく成功に結びつくことが多いのです。
考えてみたものの、自信がもてないというのは、まだ
「自分自身を説得することさえできていない」ということです。
自分自身を説得することができて、初めて人に伝えることができますし、
はっきりとした行動に移せるわけです。
迷いながらの行動は成功の確率を極端に下げます。影響される人がいませんし、
自分でも一貫した行動が取れないのです。
基準としては、「自分自身がその考えに納得できるか」ということです。
その⑧情報収集力がすべての鍵
今の情報社会においては、すべての業種において、情報収集能力が大切になってきます。なぜなら足りない情報というのはもはや存在しないからです。
足りない情報を自ら作り出すというのは、もっともビジネスになりますし、
既存の情報を誰よりも知っているというだけでも、価値があります。
情報格差がお金になる時代です。
逆に言えば、情報弱者は一生損をし続けるということになります。
先ほどの情報商材の話でもそうですが、努力すれば知れることでも、
わざわざお金を払って手に入れるのです。
結果的に手元に何も残りません。
私も情報収集力が高い人間ではありません。
でも、なんとかSNSなどを活用して、新しい情報を得ようと努力しています。
その努力を怠ると、損するのは自分自身なのですから。
情報収集力がない人は、発信する癖をつけるのが手っ取り早いかもしれませんね。
発信するためには、情報収集が必要不可欠になってきます。
否が応でも、情報を集めざるを得なくなります。
ぜひやってみてください。必ず自分にとって新しい何かが生まれるはずです。
さいごに
インフルエンサーたちは、シンプル伝える癖があるために、時に、それが正確に伝わっていないことがあります。
今回はそれを紐解いてみました。
インフルエンサーの話を聞くときは、
「それっていったいどういうこと?」っていう観点で聞くと、その情報を自分のものにすることができると思います。
しかし私もインフルエンサーの一人になりたい。
努力努力ですね。
最近プチバスを起こしたので、ある程度有効な記事かと思います↓興味があれば